2024年02月12日
『エラの張り』を放置すると健康にも影響が!?
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こんにちは、さかきばら健美鍼灸院です。
まだまだ厳しい寒さが続いておりますが、やっと梅のつぼみも膨らみ始め、春の兆しを感じる頃となりましたね。
本日は、エラの張りについてお話しします。
当店に来られるお客様でも、エラの張りを解消し綺麗な卵型フェイスラインにしたいという方は多いです。
美容の観点からエラの張りを気にされている方が多いですが、エラの張りは健康にも影響があるのは知っていましたか?
エラの張りを改善して、美容も健康もGETしましょう♪
エラの張りを解消するには、まず自分のエラの張り方のタイプを確認しなければなりません。
~エラの張り方のタイプは大きく2種類あります~
〇骨格が原因のタイプ
骨格が問題のタイプは、下顎角(かがくかく)と呼ばれる骨の位置が低い為に、エラが出っ張って見えてしまいます。このタイプは元々の骨格が原因の為、骨を切除する手術でないと難しい場合があります。
〇筋肉の発達が原因のタイプ
エラ張りの原因としてもっとも多いのが、咬筋という筋肉の発達が原因のタイプです。咬筋とは耳の内側から顎にかけてある筋肉で、食べ物を食べるときなどに使われる咀嚼筋の一つになります。エラのあたりを手で触りながら奥歯を食いしばると、咬筋が膨らむのが分かるかと思います。この筋肉が発達しすぎている為に、エラが出っ張って見えてしまいます。
このタイプのエラ張りには、硬いものをよく食べる、ガムをよく食べる、食いしばりや歯ぎしりを日常的にしてしまって筋肉が発達してしまっている方が多いです。特に注意したいのが食いしばり・歯ぎしりです。一般的に食事の際の噛む力は10kg程度ですが、食いしばり・歯ぎしりの際に歯にかかる負荷は、なんと自分の体重の2倍〜5倍とされています。その力が持続的にアゴや歯にかかるので、食いしばり・歯ぎしりが続けば大変危険なことが分かるかと思います。
見た目だけではなく歯の健康のためにも、食いしばり・歯ぎしりについて、さらに理解を深めていきましょう。
〜食いしばり・歯ぎしりの原因は?~
食いしばり・歯ぎしりは一種のクセと言われており、主な原因にストレスの代償行為といわれています。 仕事や育児、勉強中などで集中している時に、上下の歯を噛みしめてしまう行為を食いしばりと言います。
また自律神経が乱れている方は、寝ている時に溜まったストレスを発散させるために、無意識に歯を噛みしめている事があります。この行為を歯ぎしりと言います。
〜食いしばり・歯ぎしりはどうやってわかる?~
①舌の横に歯を押し付けた跡がある。
②下あごの内側に丸く出っぱった硬い隆起がある。
③頬の内側に横に線がある。
このような症状があると歯ぎしりや食いしばりを行っている可能性が高いです。チェック項目に当てはまった方は要注意!!
〜食いしばり・歯ぎしりを放っておくとどうなる?~
・歯のすり減り
・歯のひび割れ
・知覚過敏
・歯周病
・顎関節症
・頭痛
・首肩こり
などが引き起こされるかも、、。
たかが食いしばり・歯ぎしりと放っておくと危険ですので、チェック項目に当てはまった方は是非これからお伝えする食いしばり・歯ぎしりの解消法を試してみてください。
~食いしばり・歯ぎしり解消法~
◎口を閉じた時の舌の位置
食いしばり・歯ぎしりをする方は、口を閉じた時に舌が正しい位置に置かれていない事が多いです。歯の裏側を押すようにしていたり、下の前歯のあたりに舌が置かれていたり。。本来舌は、上顎の歯の後ろのぼこっとした膨らみに舌の先がくる様にし、上顎にべったりとついていなければなりません。口を閉じている時にいつもこの位置にいつも舌が置かれていると、食いしばりや歯ぎしりは起きにくくなります。
◎咬筋のマッサージ
①両手をグーの形にする
➁人差し指から小指までの4本の指を咬筋に当てる
③軽く口を開いて力を抜く
④両手のこぶしで咬筋に軽く圧をかける
⑤こぶしを回す
1分~5分程かけてゆっくり行なってみましょう。
◎マウスピース
就寝時にマウスピースを装着し、歯ぎしりから歯を守る方法です。マウスピースを装着している為、歯ぎしりをしても直接歯に負担がかからなくなるので歯が削れるのを防ぎ、また顎の力も弱まるので顎関節症を予防できます。
◎エラボトックス
食いしばり・歯ぎしりの治療として、歯医者でも用いられる「ボツリヌストキシン」というタンパク質を基にした成分を咬筋に注射することで、発達した筋肉の緊張を和らげて小さくする治療です。美容医療ではシワ取りや小顔で使用されている事で有名ですが、咬筋を緩める作用があるため、食いしばりや歯ぎしりにも有効な治療法です。
◎美容鍼
当店おすすめの美容鍼は、食いしばり・歯ぎしりにも効果が期待出来ます。
美容鍼とは、鍼で微細な傷をつけることで免疫細胞を活性化させ、自己治癒力を高める美容法です。また、鍼をしたところの血流が良くなり筋肉が緩むので、使い過ぎて発達している咬筋を緩ませ、エラの張りも改善できます。
勿論、食いしばりや歯ぎしりによるエラの張りは日頃のクセによって出来たものなので、1回の施術で直るものではありません。しかし、美容鍼と上記の解消法を続けていくと、食いしばり・歯ぎしりは段々良くなっていきます。美容鍼の効果は、1~2週間と言われていますので、最初は1~2週間に1回を5回ほど続けていただくと効果が定着しやすいです。
〇美容鍼おすすめメニュー
・美顔鍼 45分 9,000円
・美容鍼×微弱電流 50分 9,500円
ぜひ一度美容鍼の施術を体験して、その効果を実感してみてください。
皆様がより良いケアが出来るよう、ご提案させていただきます。
スタッフ一同、みなさまのご来店をお待ちしております♪♪